Pz.Kpfw.III Ausf.E V号戦車E型
Panzerkampfwagen III ausf E Sd.Kfz.141
1/35
全長
6.41 m
全幅
2.95 m
全高
2.51 m
重量
19.5 t
速度
40 km/h
行動距離
155 km
主砲
3.7cm Kw.K.36
副武装
7.92mm MG34機関銃×2
1938年12月 - 1940年7月に作られた量産型。
15トン級の戦車に十分な機動性を持たせるための適切な足回りが得られず試行錯誤続きであったIII号戦車だが、
E型に至って、スウェーデンのランズベルク軽戦車に倣ったトーションパー・サスペンションを採用、
これで片側6個の転輪を懸架する方式に改められた。
性能は十分と評価され、これが以後のIII号戦車共通のスタイルになった。
主砲はそれまでの型と同様、歩兵の対戦車砲と共通の3.7 cm 砲を装備し、開発中の5 cm 砲への換装も考慮されていた。
また、基本装甲はD型までの15 mm から、30 mm へと倍増、これによって重量は19.5トンに増加した。
E型が96輌、ほぼ同型のF型が435輌生産された。