ロゴ特殊車輌番号商品名/和訳/正式名称スケール
Sd.Kfz.161/2ドイツ W号戦車J型
Panzerkampfwagen IV ausf J, Sd.Kfz.161/2
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全長7.02 m
全幅2.88 m
全高2.68 m
重量25.0 t
速度38 km/h
行動距離210 km
主砲7.5cm Kw.K.40 L/48
副武装7.92mm MG34機関銃×2

H型からの変更点は生産の簡略化が主で、特に最初期のタイプはH型から砲塔旋回モーターと
発電用補助エンジンを廃止しただけであり、これにより旋回装置はギア比二段切り替えの手動式に変更された。
これは乗員に不評であったとする資料が多いが、車体が傾いた状態での旋回が容易になったり、
装填手が別のハンドルで旋回を手伝うことができることもあり、平地ではむしろ旋回速度が向上したとする資料もある。
これにより補助発電機用のマフラーが廃止されているため、車体後部を見ることでH型との識別が可能である。
後に、主エンジン用のマフラーも消音効果の無い単純な管二本のタイプに省略されている。
1944年7月から車体上面装甲の16 mm への増厚とベンチレーターカバーの大型化、
材質が表面硬化処理装甲から均質鋼に変更、シャーシナンバー91949から補助発電機のあった所への200リットル燃料タンクの増設が行われた。
しかし燃料漏れの欠陥がありすぐに廃止、9月より改良された燃料タンクが標準装備となった。
同時期に車体のシュルツェンが対HEAT弾防御専用の金網製となった「トーマ・シールド」も生産開始され、
翌月には車長キューポラのハッチが横旋回で開くタイプに変り、12月からは上部支持転輪が片側3個に減らされた。
後期には車体前面下部に付く牽引具が省略され、車体側面装甲版の前方を延長して穴をあけてシャックルを通すことで代用した。
T-34のように履帯の抜けかけたピンを押し戻す脱落防止板のようなものが付く車輌もあるが、これは後部の履帯がよれて、
車体側面とピンの頭が擦れて摩耗するのを防止するための物であり、同様の物が突撃砲や自走砲の一部にも見られる。
1944年2月から終戦までニーベルンゲンヴェルケにより約2,970輌(以前の資料ではH型とされた2 - 5月の生産分がJ型に訂正されたので、
IV号戦車シリーズ中最多となった)、フォマーク社でも約180輌(以降、IV号駆逐戦車を生産)が生産された。

(Wikipediaより引用)

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